― それぞれの想いを胸に、参加したスタッフたち ―
前編では、ROOTOTEチャリティーイベントがどのように生まれ、19年にわたり続いてきた背景をたどってきました。後編となる本記事では、2025年開催の第19回に、初めてチャリティーイベントのオファーに携わったスタッフによる座談会をお届けします。

写真は左から、土井 康幸・小室 由美子(ホールセールス事業部)、神谷 富士雄、郡山 輝子(コミュニケーション部)、酒巻 克美(生産管理部)、荒井 良実(ルートートギャラリー事業部)
チャリティーイベントを形にするには、さまざまな役割や業務があります。その中で、部署も立場も異なるメンバーが、著名人への参加オファーという役割を担いました。
トートバッグを通じて、“想いを手渡す”。現場でのやりとりや葛藤、そして返ってきた想い。チャリティーイベントの現場で、彼らは何を感じ、何を受け取ったのか。
スタッフ5名と、代表・神谷富士雄が、チャリティーイベントを通して感じたことや、そこで得た学びについて語ります。
初の社内公募に参加した、それぞれの想い

代表
今回はじめてチャリティーイベントのオファー担当を社内公募する形をとりました。まずは、それぞれなぜ参加しようと思ったのか、そのきっかけを教えてください。
土井
歴代のチャリティーイベントを見てきて、良い取り組みだからこそ、もっと盛り上げることができるかもしれないと思っていたんです。さまざまな部署の人間がオファーに関わることで、さらに多様なイベントにできると期待して参加しました。でも、やってみたら想像以上に大変で、簡単なことではなかったです。

酒巻
僕はシンプルに「これはやらなくてはいけないのではないか」と思ったことがきっかけです。ミーティングで社内公募の話を聞いたときに、誰も手を挙げなかったらどうしようと思い、リーダーの僕が立候補しました。結果として、面白い経験になりました。
小室
チャリティーイベントは、これまで別部署が中心に進めてくれて、申し訳ない気持ちもあったので、今回参加を決めました。積み重ねてきた歴史や準備の段取りがあったからこそ、スムーズに進められた部分も多かったし、あらためて知ることも沢山ありましたね。
郡山
本当ですよね。私はこれまで広報として近い立場で関わることも多かったのですが、今回オファーという実務に参加したことで、イベントを支え続けてくれている仲間のありがたみを改めて強く実感しました。
想いを手渡すことに挑戦した、その舞台裏
代表
オファーは、それぞれどのように進めていったのでしょうか?

荒井
イベントの成功が大切と思っていたので、広告代理店の知り合いに相談するところから始めました。オファーが決まるのがゆっくりだったので、他のメンバーが次々に話が進んでいって焦りましたね。でも想いに共感してくださった著名人の方と、コミュニケーションをとることができて嬉しかったです。
酒巻
趣味でバンド活動をやっているのでミュージシャンや、好きなアニメーション作品に出ている声優さんなど、自分の関心から広げてオファーしたい方に連絡を取りました。皆さんお忙しいので、お断りの連絡をいただくことも多かったですね。途中からはどのような方にお声がけすると、お互いによい関係になれるのか、広い目線で考えるようにもなりました。
小室
著名人の方は、ご自身で基金や慈善活動をされているケースも多く、丁寧に辞退のお返事をいただくこともありますよね。私は、大好きな推しの方にも連絡をとりました。声をかけたい方のリストが多くて、他のメンバーに手伝ってもらったくらい(笑)アーティストや、料理研究家の方など、色んな著名人の方に参加していただけました。

郡山
私は、これまで以上に多様な方が関わってくださるといいなと、様々な分野の方にお声がけしました。お相手の活動やこれまでの取り組みを知り「この方なら想いが通じるかもしれない」と感じて、お願いしたケースもありましたね。以前からセーブ・ザ・チルドレンに募金をしていることを制作秘話に書いてくださったり、想いを共有できて嬉しかったです。
土井
最初は、チャリティーを成功させる、盛り上げるというビジネス的な目線で始めたのですが、著名人の方に返事をもらえること自体が本当に嬉しくて、気持ちがどんどん変化していきましたね。

まるでラブレターのように、ドキドキしながら返事を待った
代表
ドキドキしながら返事を待つ時間って、久しぶりに味わう感覚だったんじゃないですか。普段の仕事では、なかなか経験できないですよね。
土井
本当にそうですね。ラブレターの返事を待つみたいな、あの感じに近いと思います(笑)。

荒井
メールが届くだけで、こんなに嬉しいってここ何十年なかった気がします。著名人の方とのやりとりそのものが思い出に残るものになりました。参加してくださった著名人の方が大会で優勝されたとき「おめでとうございます」と手紙を送らせてもらったことも。普段の仕事では得られない喜びがありました。
酒巻
皆さんご自身の活動もお忙しいなか、時間をぬってトートバッグを作ってくださったり、連絡の際などお相手の心遣いを感じる場面も多かったんですよね。ひとつひとつのやり取りが大切に残っています。
小室
オファーをさせていただいた方がイベントに来てくださり、交流することができて、楽しかったです。もともとその方のファンだったので、お年賀もいただいたりして、思いがけず嬉しかったです。

郡山
様々な方の想いが最終的に寄付金として、子どもたちへの支援につながっていく。そう思うと、本当に嬉しいですよね。
いただいた想いを、次へとつないでいく
小室
会場に来てくださった方も多く、お会いしたことでその方自身をもっと応援したいと思うようになりました。参加してもらったことへの感謝だけでなく、お仕事でのコラボレーションなど、ご縁も大切にしていきたいですね。
郡山
お忙しい中チャリティーで参加をしてくださること自体すごいことですよね。これまで20年近く積み重ねてきた信頼があるからこそだということも、実感できました。
土井
だからこそ、関わってくださった著名人の方に、感謝の気持ちをどう伝えていくかが大事ですね。実際にお会いして、丁寧に、お礼の気持ちをお伝えしていきたいと思っています。
酒巻
やり取りをさせていただいたり、直接お会いしたりする度、感謝の気持ちが強くなりました。本当に“参加して下さってありがとうございます”の一言に尽きます。
荒井
僕も、お仕事が忙しいタイトなスケジュールのなかで、トートバッグアートを作ってくださって、感謝しています。もっとチャリティーイベントを知ってもらって、協力してもらえるよう頑張っていきたいです。

代表
みなさんのお話を聞くなかで、著名人の方をはじめ、多くの方が協力してくださることのありがたさを改めて感じました。2026年は開催20周年でもあるので、もっとより多くのメンバーと一緒に、このチャリティーイベントで生まれる価値をさらに多くの方に手渡していきたいと考えています。どうも、ありがとうございました。
トートバッグを通じて、想いを手渡していく

著名人の想いを受け取り、それを子どもたちへの支援へとつなげ、その過程で、自分たち自身もまた、ROOTOTEのビジョンを体現していく。
チャリティーイベントは、誰かのためだけの活動ではなく、関わる一人ひとりが、社会との関わり方を考え直す場でもあります。
トートバッグを通じて、世界を少しでも良い方向へ。
ROOTOTEはこれからも、想いを手渡すものづくりと活動を続けていきます。
Text.Shino Arata
目次
- それぞれの想いを胸に、参加したスタッフたち
- 初の社内公募に参加した、それぞれの想い
- 想いを手渡すことに挑戦した、その舞台裏
- まるでラブレターのように、ドキドキしながら返事を待った
- いただいた想いを、次へとつないでいく
- トートバッグを通じて、想いを手渡していく
■ROOTOTE(ルートート)について
2001年の誕生以来、「Fun Outing!~楽しいお出かけ!~」をお届けしているトートバッグ専門ブランド。目印はRマークのブランドタグ。カンガルーのおなかの袋からヒントを得た「ルーポケット」がアイデンティティです。ひとりひとりの個性や価値観を大切にしながら、お気に入りが見つかる豊富なデザインバリエーションを提案しています。
ROOTOTEはトートバッグを通じて世界に感動を広げ、社会をより良くするメディアであり続けることをミッションに、アート、エコ、カルチャーなど、さまざまな分野でコラボレーションやプロジェクトを展開。世界一のトートバッグブランドを目指しています。
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