トート・アズ・キャンバス

トート・アズ・キャンバス アート&デザインアワード

art & design awards

第21回
エントリー作品詳細

NO.051

Sept Styles(セプチル)さん

作品名 Sept Styles(セプチル)

年齢 45歳歳
性別 女性
制作日数 1週間

作品についてのコメント

■ 作品名 Sept Styeles ~セプチル 代官山~

この作品は、セプチル(七つのスタイル、Sept Styelesというフランス語が僕にはこう聴こえる)という多目的空間~気の置けないBar、ショップ、僕の本業である建築設計事務所~がこじんまりとまとまったスペースの、オリジナルトートバッグをイメージした。

■セプチルとは、卍、の進化系のような、L字をひとつとして捉えると、全部で七つのパーツからなるシンボルの名前。
七角形という不安定な図形に関わった時、ふとこの象形のイメージが浮かび、とても気に入って、自分のスペースのシンボルにしている。

トートバッグのおもて面には、このシンボルの他に、モダン、ポップ、懐古、ミステリアス、無秩序さ、などを自由に配置。
裏には、セプチルのコ・ワーキングスペースやBarで使用するコースターを、ランダムにばらまいた。
僕の相棒、マスコット猫のメタル君も顔を出している。

新品の帆布キャンバスを、あえて、古びたメタルチックにエイジングっぽいアレンジを試みてみた。
本当は、砂を下地に練りこんでみたりしてみたかったけど、どうなるか不確定なので、今回はパス。

●セプチルのテーマ
1)あまたの情報より、自分アンテナ大事 
2)目先ではなく遠くの満足  
3)せねばならぬ、より、すべき、を優先
4)コンプラ大事。
5)相互理解がイチバン。社会的地位・年功序列? イヤイヤここでは人間同士。まずは相手を知って、 それからだよね。
6)イチ+イチが100になる。それが未来で、それが今。
7)うまく行っても、慢心せずに初心でファイト!

■BUT...そんな多目的空間セプチル、実はまだ(2024年8月現在)存在していない。
来年をめどにスタートさせるべく、ただいま誠意準備中!

多忙な日常の中、想いをこめたトートバッグを身近に置けば、きっと夢はかなうかな。
こんなチャンスに、ありがとう!
(じつは、このアワード、古いものだったらしい未開封のバッグを、友人から譲り受けてから知りました(#^.^#)
その後、興味を持ち、横浜のショップでTOTO AS CANVASを自分でも購入。

■追記
今回、多忙な中、久しぶりに絵心と、自由なコンセプトの中で遊び、自分と向き合い、とてもいい時間を過ごせた。
すごいスピードでAI進化中の世の中、それを拒絶はせず理解しつつ共存を模索しつつ、ゆるぎない素手での原始的な衝動、クリエイト魂を忘れずにいよう!

画材

ジェッソ、リキテックス、コピック、色鉛筆、マニキュア、スワロフスキー、定着スプレー、防水スプレー

プロフィール

kano : アトリエ系一級建築士 趣味 ダンス 絵画 作曲 ワイン etc

mano : まのりっくす いろいろアーティスト。詩とか絵とか小説、ライター、。モデル。いっとき芸者。自作着物でパリコレに出たことがある。

苦労した点やアピールポイントなど

◆manorixxx
もともと、着物にペイント、帯にペイント、革のコートにペイントして着て歩くのが好きだったので、今回のトートバッグにペイント。
とても楽しくて、クセになりそうです。

★ポータブル・アクアリウムのシリーズは、もう構想が浮かんでいる(両生類重視など)し、自己紹介を兼ねたトートバッグは、いろんなパーツをマジックテープで作成して、その日の気分やオケージョンで貼り替えたり、友達と取り換えっこなど、アイディアは尽きません。
今回は時間がなくて無理でしたが、夜に光って、別のデザインになる蛍光塗料も使ってみたい。
ハロウィンとか、クリスマスにぴったりだと思いませんか?

この「使いやすくて手軽にペイントできるトートバッグ」
出逢えて、とてもラッキーです!
毎月のお題や季節のイベントで創ったり、ライフワークになりそうです。
じょうぶだし、描き味もいいし、使い込んでも味が出そうだし、わざと金属チックにペイントして、ヨゴレの味わいも出せます。
作っていて、むちゃくちゃ楽しかった。

■苦労したところ

グルーガンとかも持っているし、スチームパンク風とか装飾過多にしそうになったんですけど、靴でも何でも、けっきょく、使いやすいものしか使わなくなるんです、私。実用品って。オブジェじゃないので。でも、創っているとノッてきちゃって、ポンチで穴あけしてチェーンつけたくなったりしたのをギリギリ抑えました。旅行が好きなので、キャリーカートに無理やり丸めて入れて、現地でパパッと広げて軽々と持ち歩く。トートバックって、そんな使い方が、私の場合は理想なんです。
あちこち持ち歩いて、クタクタになるまで使い込めたら。
そんな作品を作っていきたいです。

◆kano

実はまだ、トータル的なアドバイスやら何やらで、僕の本領は発揮できていなくて、えらそうなことは言えないのですが、このバッグって、端と端を合わせたら、三角形になりますよね。スナップで止めたりとかして。
そして、中に三角形のビニールの容器を合わせたら、ポータブルな「花瓶」になりませんか?
もちろん、布には防水処理します。
バッグの外側は、オリエンタル、ゴシック、ポップなど「持ち歩く花瓶」としてのトートバッグ。
デートで花束ごとプレゼントして、みなとみらいや元町、江ノ島なんかで写真を撮って、デートの終わりには、花束ごと、トートバッグをプレゼントする。
ずっと花束を抱えた彼女と(もちろん、彼女の荷物は、僕が持ちますw)一日のデートの思い出と一緒に、バッグもプレゼント。
バレンタインや何かの記念日にピッタリだと思いませんか? 花屋さんとタイアップしたりして。
あと・・・。
帆布の丈夫さを生かして、同じサイズの薄綿をセットにして、サッカー観戦の時のクッション代わりにもなるとか、まさかの時の防災ずきん(死語?)にもなったり、夏には保冷バッグにも早変わりとか。
でも、三角形にして、花束ホルダーが、今は一番つくってみたいかな。
そこに、手書きで、日付と名前とメッセージを入れたりして。
二人の関係性とか、場合によってはドン引きされるかもだけど、二人だけの秘密の暗号?とかならアリなのでは?
もちろん、リングとセットで、プロポーズなんてのもいいんでは。
ちゃんとポケットもあるし。
え?なに、手描きのバッグに花束?なんて怪訝な顔されて、ポケットの中身を見てもらったらビックリ、なんて。
いろいろ考えついてしまう。

とにもかくにも、着想がすぐにカタチになるのが、とてもいい感じ。
建築って、始めてから完成までが長くて長くて(笑)
なので、アタマのトレーニングとしても、これからいろいろと面白い、素敵なデザインを考えてみたいですね。