トート・アズ・キャンバス アート&デザインアワード
第19回
エントリー作品詳細
NO.108
ヨリコ・グレーさん
作品名 ブランコ、女の子。
作品についてのコメント
トートバックの四角形にとらわれず更に動くこともできる作品をつくろうとエスキースを描き重ねていたら、結果こうなりました。
本体のバッグにはバナナ一本くらいしか入りませんが、ショルダーバッグにはスマホと折り畳み財布くらいは入ると思います。
自然の中で光を浴びつつブランコが揺れるイメージです。
女の子の服が赤いのはトートバッグに付いていたタグの印象が強かったからです。もともとの白いバッグの要素も損ねないようなカラー設定にしました。
画材
流木、金属チェーン、プラスチックチェーン、金属フック、ワイヤー、ガラスビーズ、ペットボトル製ビーズ、フェイクグリーン、シーグラス、グリッター、マニキュア、ボンド、毛糸、油性ペン、鉛筆、転写シート、ドールアイ、刺繍糸、刺し子糸、ラッカー塗料、アクリルガッシュ、ゴムマット、割箸、綿、グルーガン、ハトメ、コーヒー染め布、晒し布、革紐
プロフィール
多摩美術大学油画科卒業。
歯科技工士の資格を取得後ラボ勤務。
今は会社務めをしながら、時々設計事務所のお手伝いをしています。
苦労した点やアピールポイントなど
ペットボトルを楕円に切ったものを蝋燭で炙ってビーズのパーツを作ってみたり、プラスチックチェーンを塗装してブランコの金属チェーンもどきにしてみたり、人形を型紙から作ってみたり、大量のビーズを一粒一粒縫い付けてみたり、チェーン柄を手描きしてみたりと楽しい制作期間を過ごせました。
因みに作品で使っているシーグラスと流木は銚子の海岸のものです。
人形の背中に縫い付けたタグ、ペインティング+刺し子をした人形用ミニトート、ドールアイのグリッターなどなど写真より近くて見ていただいた方が面白いと思います。
ショルダーバッグのQRを読み込んでいただくと「ブランコのオノマトペといったらコレ」といった文字が出てきます。ぜひ読み込んで確認してみてください。
目の前の作品だけでなく鑑賞者のモバイルまで浸食する事も含めてアートにしました。