トート・アズ・キャンバス アート&デザインアワード
第20回
エントリー作品詳細
NO.065
LUNA OKAPIさん
作品名 夜空を泳ぐ
年齢
27歳
性別
女性
制作日数
10
作品についてのコメント
白い鯨は、先の見えない真っ暗な深く冷たい海の中を、ひとり真っ直ぐ進んでいきます。
まるで夜空の美しい星々の間を泳ぐように、彼の心は自由で勇敢です。
どんな状況下でも、美しい世界を忘れずに真っ直ぐ生きていく強い姿を表現しました。
裏面には海のお月様、海月を泳がせました。
主に古着やハギレを活用して制作しました。
画材
布、綿、レース、ガラスビーズ、毛糸、縫い糸、刺繍糸、布用絵具、染料
プロフィール
初めて針を触らせてもらったのは、4歳の時です。
祖母が作ったぬいぐるみを見て、平らな布が立体の動物になるという事に感動し、祖母から裁縫を教えてもらいました。
高校時代からぬいぐるみ作家としての活動をしていましたが、しばらくの間、活動を休止していました。
今回のトート・アズ・キャンバス アート&デザインアワード by ROOTOTEを皮切りに再開できればと思います。
苦労した点やアピールポイントなど
鯨の死骸から40キロものビニールが発見されたという記事を読んだことがあります。
私たちが生きている上で何気なく行っている事が、美しい鯨の命を奪っているのかも知れないと気付き、ハッとしました。
そのため、この作品の材料には主に普段の生活で捨ててしまう古着や、ぬいぐるみを作る際にどうしても出てしまう小さなハギレなども活用しました。
苦労した点は、普段は立体として制作しているぬいぐるみを、平面の絵画として落とし込む事です。
美しい世界を守りたいと思えるような作品になればと思います。