トート・アズ・キャンバス アート&デザインアワード
第19回
エントリー作品詳細
NO.003
mipoさん
作品名 Hanatabag(花束ッグ)
作品についてのコメント
今年4月からプラスチック資源循環促進法が施行された事も有り、我が家に沢山残っているものの使い道に困っていたプラスチックのストローを廃棄せずに使って何か作れないか?と考えたのが制作のきっかけです。
同時期に偶々ミモザの花に触れる機会が有り、元気になれる黄色くて可愛い花に癒されました。花言葉を調べると「感謝」や「思いやり」と言う言葉が出て来ました。
そんな素敵な花とずっと一緒に過ごしたいなあと言う思いから、ストローでミモザをイメージしたオリジナルの花束を作ることにしました。細くて好きな角度に曲げられるストローは茎を表現するのにピッタリ。
葉の部分はハート型になっていて、全部で480枚1枚1枚貼り付け地球環境に配慮して制作した私の気持ちを表現しています。
花束部分はブローチ仕様なので取り外し可能。
両サイドを写真の様に丸めて上部を束ね、ドライフラワーのスワッグの様に部屋に飾るも良し、バッグとして、広げて花束を付けたまま出掛けても良し、外して別に飾るも良し。
3パターンで楽しめるバッグです。
バッグの表側に表記した単語はこのバッグ同様、一緒に自分がいつも持ち続けていたい気持ち、ミモザの花言葉「感謝」と「思いやり」を意味しています。
画材
麻生地
コーヒー
木工ボンド
アクリル絵の具
プラスチックストロー48本
綿
色画用紙
フラワーテープ
麻紐
アイロンシート
輪ゴム
フェルト
針
糸
綿レース
アイロンプリントシート
包装紙
プロフィール
愛知県在住3歳の子供の育児に奮闘中の主婦。
子ども肌着デザイナーとして商品企画、売り場提案に携わったのち、2017年からは主婦業の傍らフリーで服飾雑貨メーカーや販促物作成メーカーの外注デザインやイラスト作成業務に携わる。
最近の大きな仕事は、居住地近くの児童発達支援施設の案内板のデザイン。
TOTE AS CANVAS DESIGN AWARDでは、2013年と2020年に入選、2017年に準グランプリ、2018年にグランプリを受賞している。
苦労した点やアピールポイントなど
茎部分の塗装と画用紙で作ったハート型の葉480枚を切って貼り付ける作業にとても苦労しました。
バッグとしての機能は損なわずインテリアとしても活用できる、シンプルだけどメッセージ性の強い作品になっています。